ここなら残業も平気?快適で個性的なオフィス

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Estudio PARTICULAR, Estudi Agustí Costa Estudi Agustí Costa Study/office
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日本人の労働時間は諸外国の平均と比べてかなり長時間となっています。それは一日のうち会社で過ごす時間が長いということ。オフィスが快適でなければ仕事もはかどりません。快適なオフィスとは、ストレスなく、効率良く、そして楽しんで仕事ができる場所。本日は日本と海外の事例からそんな快適で個性的なオフィスをご紹介します。

元プール。現在オフィス。

イギリス・サウサンプトンより、こちらはなんと遺棄されていた古い屋内プールをリノベーションしたオフィス。三角屋根に梁が印象的な空間は光が入りとても明るく、暗くじめじめとしていた廃墟のプールだったとは想像できません。プールの名残と言えば入り口から床が1メートルほど下がっていること。敢えてその形状を生かすことにした結果、天井は3メートル以上とさらに高くなり、圧迫感のない広がりのある気持ちの良い空間へと変身を遂げたのです。

屋根にはソーラー発電パネルが全面に設置されておりエコな発電が可能。 現在はインテリアデザイン会社のオフィスとして使われています

黒のアトリエ

こちらは岡山県を拠点に活動する神家明雄建築研究所の”黒のアトリエ”と名付けられた研究室。落ち着いた雰囲気の日本家屋をオフィスとして使用しています。木材がふんだんに使われたナチュラルな空間は縁側のように中庭に面しており、外の空気と庭の樹木の香りをいつでも感じられる心地の良いオフィス。

この写真は中庭を挟んだ向かい側からの眺め。こちらも光が燦々と差し込む明るく風通しの良いお部屋です。この”離れ”のような距離感が、集中とリフレッシュの切り替えに良さそうですね。

屋根裏部屋オフィス

雄大なピレネー山脈を見渡すことのできるスペイン・ベルガの古く大きな住宅をリノベーションした物件。屋根裏部屋をオフィスとして改装しました。暖色系の大判タイルを敷いた床は温かみがあり、低い位置から差し込む光は人を落ち着かせるので仕事中もリラックスできる空間。無駄なくミニマルにまとめられたインテリアは仕事に集中できそう。

暖炉も完備されており、仕事後ものんびり寛げるような快適な空間です。

重厚感&高級感

こちらはポーランド・グディニャのインテリアデザイナーFORMATIVによるオフィス。リッチな素材感を持つウォールナットのフローリングに、黒やダークブラウンを基調にしたインテリアは重厚感と高級感を演出します。トップライトで照らされた絵画がドラマティックなイメージを作る会議スペースも印象的。

ローマならではのオフィス

こちらはイタリア人建築家CONCEPTによるローマのロフト。ローマならではの古い歴史を持った建物は、迫力のある石造りの壁が描くアーチなど、まるで古代のお城のよう。巨大な柱が空間を分け、それぞれに目的を持った部屋として使われています。

床面積は350平米で、現在は建築とコミュニケーションデザインを研究するオフィスとして使われている他、バーのある一角では時折プライベートパーティーが催されているとか。

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