もっと居心地の良いベッドルームを作るには?

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桐のベッド一目惚れ, 桐里工房 桐里工房 Modern style bedroom
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一日の終わりに眠ったり本を読んだりと、ゆったりとくつろぎの時間を過ごすベッドルームを、もっと快適な空間にするためにはどうしたら良いのでしょうか。素敵なベッドルームを例に、簡単な6つのアイディアをご紹介いたします。

あたたかい色の壁

S's HOUSE, dwarf dwarf Scandinavian style bedroom

お部屋の壁は温かみのある色を使うと柔らかい印象になります。写真のベッドルームは赤身のあるベージュの壁が木材の天井や床と良く調和していますね。また、このように優しい中間色を使うと他の家具やテキスタイルの色や柄とコントラストが強くなり過ぎません。枕やラグ、ランプなどの濃い目の色も上手く受け入れ、ゆったりとした空間を作り出していますね。

快適なベッドを選ぶ

まずは快適な睡眠を提供してくれるベッドを選びましょう。マットレスの硬さや大きさなど、使う人によって快適と感じるものはそれぞれかと思います。自分の身体に最適なものを選びたいですね。ここでは日本の伝統技術を活かした少し珍しいベッドをご紹介いたします。長い間桐箪笥を作ってきた 桐里工房によるこちらのベッドは、総桐で作られています。更に床板にはサーモウールを埋め込み、羊毛桐材となっているので、ウールの断熱効果と桐の通気性が相まり、温かく、かつベッドにありがちな湿露も防いでくれるという良いことずくめのベッドなのです。気の匂いや温かみも感じられ、快適に眠れそうなベッドですね。

たくさんの枕でヨーロピアンスタイルのベッドメイクを

欧米と日本のベッドメイキングを比べてみると、ちょっとした違いに気付くかと思います。ベッドに置かれた枕の数が違わないでしょうか。このようなスタイルは欧米で一般的なものですが、これらはただやみくもに並べられているわけではなくそれぞれにしっかり用途があるのです。こちらの写真では少し簡略化されていますが、一番奥の青いものが飾る枕、二番目のベージュのものが寝る枕、一番手前のものがアクセントを付けるための枕となっています。このようにヨーロピアンスタイルにするだけで、装飾を楽しむような余裕が感じられ、エレガントな空間が出来上がります。たくさん置かれたクッションは視覚的にも柔らかい印象を部屋に与えてくれますね。

キルトやブランケットの使い方

ベッドをゴージャスでゆったりとした印象にするために、ブランケットなどの薄掛けも活用しましょう。掛布団一枚では寒い時や、反対に掛布団では暑い時のために薄手のブランケットを掛布団の下に用意しておきましょう。また日本ではあまりなじみがありませんが、写真のようなキルトのベッドカバーはそのままブランケットと同じように使うことも出来、またその見た目の華やかさからベッドルームをゆとりのあるリッチな空間に演出してくれます。これらのブランケットやキルトは下にフラットシーツを敷きましょう。それを洗濯することで、いつでも身体も心もフレッシュな気分で眠ることが出来ます。

全体を柔らかく照らす照明

ベッドルームの照明は全体を柔らかく照らすようなものを選ぶとふんわりと温かい印象のお部屋になります。写真のモダンなベッドルームは天井に点在する控え目な光が屋内に落ち着いた色合いを与えており、ゆったりと過ごせそうですね。照明は明かりの強さを調節できるものを選ぶとなおシーンや用途に合ったベッドルームの使い方が可能になります。

フォトパネルで自分らしい空間を

ベッドルームをよりパーソナルな自分だけの空間にしたいと思った時は、写真やパネルで好みの空間にデコレーションしましょう。こちらのスイスのベッドルームは壁に掛けられた風景の写真がラスティックなお部屋のナチュラルな雰囲気を盛り上げています。モノクロのものであることで、全体のトーンにも統一性が出て落ち着いた印象ですね。またこの住宅は他のお部屋にもそれぞれ別のモノクロの写真が掛けられており、家に共通するテーマやストーリー性を感じることが出来ますね。

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