リビングは家の中でもメインパブリックスペース。季節が変わるごとにちょっとした模様替えをしたくなる、という方も多いのではないでしょうか。特に春は新生活を始める人もあり、それを期にインテリアにも手を加えたくなるというのは自然なことかも。今回のテーマは、リビングインテリアの模様替え。季節に沿った小物を取り入れるなどのミニマルなものから、ごっそり雰囲気を変える模様替えまで、参考になりそうないろんなスタイルをご紹介します。
リビングは、やはり人が集まってゆったりと過ごす場所なので、ほっとできるようなインテリアにしたい、と思われる方も多いでしょう。ちょっとかわいらしさのあるものがお好きならば、おすすめなのが北欧スタイル。木のぬくもりを感じられる家具に、ポップな色合いのラグやクッションカバーを加えるだけで手軽にカスタマイズできます。ベースとなる木製、または木を使った家具があるならば、あとはテキスタイルでアレンジ。幾通りかのテキスタイルを揃えておけば、簡単に模様替えが可能になります。
お部屋をシンプルにレイアウトすると、とても開放感のある空間になります。こちらのリビングでは、コンクリートの壁に明るい色のフローリングを合わせ、部屋の中央には背の低い家具、他の家具は壁沿いに配置することで、視覚的にもとても開放感のある空間を作り出しています。籐のかごのハンギングチェアや大きな観葉植物、エキゾチックなラグなどが、異国のリゾートっぽさを演出。気分によって座る場所を変えたりできそうなのも、非日常っぽさを感じられますね。
おしゃれなリビングって、人によって定義が違うと思いますが、おしゃれなカフェっぽい空間は、美味しいコーヒーと好きな本で長居したくなるのでは?!そんなカフェっぽい雰囲気を自宅に取り入れたのがこちらのお宅。広々としたLDK空間には、チョコレート色のフローリングに落ち着いたブルーの壁、おしゃれな椅子があちこちに配置されています。ダイニングがカフェっぽい二人掛けスペースが3つ並ぶのもとても個性的ですね。
クールで個性的な空間を目指すのであれば、ブルックリンスタイルがおすすめです。かれこれ数年来人気のこのインテリアは、アンティークの革ソファや、色も形も不揃いの家具を並べたり、大きな観葉植物を置いたりと、とてもざっくりとしていてアーティスティック。壁にレンガの壁を模した壁紙を取り入れると、パーフェクト!こちらは、パパママハウス株式会社の手がけたお宅。自宅でもこんな外国風のインテリアだと、ちょっと気持ちも揚がりそうです。
インテリアにいろんな色を取り入れるのも楽しいですが、シンプルなスタイルは、気持ちもシンプルになりそうですよね。こちらのお宅のリビングは、窓がたくさん開いていて、外に見える自然がとてもあたたか。壁は真っ白ですが、床は無垢材で明るく、配置された家具はそれぞれゆとりが感じられます。真ん中に敷かれたラグは窓の外の景色に呼応する形で、まるで室内に芝が敷かれているかのよう。屋内ながらも自然を感じられるような空間です。