シンプルナチュラルで作る自然体でいられる部屋

A.Imamura A.Imamura
Appartamento campione in cantiere di Rho (MI), Home Staging & Dintorni Home Staging & Dintorni Living room
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シンプルナチュラルのインテリアは、自然素材の家具や柔らかいカラーに囲まれた心安らぐ心地よい空間が特徴です。すっきりとまとめられていながらも居心地よいコーディネートは、日本の住まいに馴染みやすいスタイルです。今回は、そんなシンプルナチュラルで作る自然体でいられる部屋のコーディネートポイントをご紹介していきます。

​シンプルナチュラルの基本カラーは?

シンプルナチュラルのインテリア基本カラーは、優しいホワイトベースの色味です。壁や天井のベースカラーはアイボリーや明るいベージュに、メインカラーとなる家具も床色と同系色系統で合わせ、フローリングと家具の木目を活かしてみましょう。こちらは、かんばら設計室が手がけるのどかな風景が広がる地域に建つ住まい。立地条件を活かし、LDKに設けられた大きな開口部からは、涼し気な竹林を望むことができます。室内は、明るい木の色割合を多くすることで竹林の爽やかなグリーンと相まって、自然素材がもたらす温かみをプラスしたインテリア空間に仕上がっています。

シンプルナチュラルのインテリア素材は?

シンプルナチュラルのインテリアコーディネートでは、木材や麻、コットン等の自然素材を使用した家具を中心に、白や明るいベージュなどの柔らかなトーンで統一するのが基本です。また、シンプルなインテリアを保つために、あまりモノを置かずすっきりとさせておくのもポイントです。収納を工夫して雰囲気に合わない素材のものを目立たせないようにしてみましょう。

爽やかなアクセント色使い

シンプルナチュラルのアクセントカラー割合は、ベースカラー70%・メインカラー25%・アクセントカラー5%と意識しておきましょう。部屋の中に取り入れる色は、3色ほどに抑えておくとスッキリとした空間に仕上がります。アクセントカラーでは、淡い色味でまとめられたベースカラーやメインカラーを引き締めるといった感覚で、クッションカバーや観葉植物などの小物で色味を加えるとバランスよく仕上がります。

シンプルで温かい家具選び

シンプルナチュラルのインテリアコーディネートをつくる家具は、温かく自然で素朴な感じの木目の目立つ家具を選びましょう。シンプルで質の良い木材を活かした北欧家具は、インテリアの主役としてもピッタリです。こちらは、丸みと温かみのある木の家具にグリーンを加え、優しくまとめられたインテリア。一方、少しモダンな雰囲気を加えたい人は、飾り気の無い直線や曲線と無駄をそぎ落とした機能的なデザインを選ぶとモダンさをプラスできます。

こちらでは「北欧家具でつくるおしゃれな住まい」を紹介しています。

小物使いは?

ホワイトベースでまとめられたリビングは、あまりにシンプルすぎると生活感が全くない冷たい印象の部屋になってしまいます。そこで、温かみとスッキリ感の両方を生活雑貨や小物で加えてみましょう。明るい木材のカラーを活かすような自然素材のラグを敷くとゴロンと横に慣れるような居心地よい雰囲気を演出できます。また柔らかいファブリックや座椅子、観葉植物を加え、ごちゃごちゃしすぎない程度に柔らかい雰囲気をプラスしましょう。

低めにまとめて落ち着きを

シンプルナチュラルのインテリアは、淡いカラーと低めの家具で揃えることで、開放感が演出でき空間がすっきりと感じられます。同時に、吊り下げライトやテーブルライトで照明の方向を下方に持ってくることで、雰囲気のある落ち着いた雰囲気に仕上がります。こちらのように、ダイニングテーブル照明の対角方向に間接照明を入れると、より空間に広がりが生まれ家具のセレクトが活きます。

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