ライフスタイルが変わってきた昨今は朝も夜もシャワーだけ、なんてことも普通になってきました。でも、私達の生活にはストレスがたくさん!週末だけでもゆっくり優雅なバスタイムを自宅でもてたら、身体だけでなく心もリフレッシュできること間違いなしです。そんな優雅なバスタイムを演出してくれそうな置き型のバスタブ。最近は日本のお宅でも多く見られるようになりました。今回はこの置き型のバスタブに焦点を当てて素敵なバスタイムの空間をご紹介していきます。
日本人の私たちは湯船に入る前に体を洗う文化を持っています。ですからヨーロッパによくあるバスタブだけというバスルームは使い勝手がよくありません。しかし、この写真のようなバスルームであれば普段はシャワーだけ、そしてゆっくりする時間があるときはシャワーブースでまずは体を洗い、そのままバスタブに行くことができます。部屋を縦長に使うこのようなレイアウトであればシャワー時の水しぶきなど気にすることなくバスタイムをゆっくり楽しむことができますね。もちろんバスタブから外の風景を楽しむことも忘れずに計算されています。
これは驚くほど大胆なバスタブです。天井から雨のように落ちるシャワーも印象的です。室内仕上げ材の板張りの方向を変えることによって奥行きのある空間になりました。海の近くという状況も特別ですが、こんな優雅なバスタブで素敵な時間を過ごしてみたくなります。
コンクリートの打ちっぱなしの仕上げが印象的なバスルームです。洗面室からつながっている床が、このバスルームを実際の面積より広く見せています。そして、窓からの光もバスタイムを快適なものにする手伝いをしています。この写真を見ると置き型のバスタブは決して難しくなく、どんなデザインにも組み合わせができることが分かります。
このバスルームは古い2DKのマンションをリノベーションしたお宅にあります。小さい住宅でも置き型のバスタブが置けるということを証明したのは横浜リノベーション。本当に小さなバスルームですがアイデア次第でこのようなお洒落なものに変わることができます。以前は四角の深いステンレスの湯船でしたがこのように置き型のバスタブを入れてしまうとは・・・、斬新なアイデアだと思いませんか?そして、このブルーと白の配色が気持ちのいいバスタイムを約束してくれています。
こちらのゴージャスなバスルームには、あえてエレガントなバスタブが置かれています。バスタブを角度を付けて中央に配置したことで直線の多いこの空間に程よい動きが加わりました。こういうバスルームでは電気を消して、いくつかのキャンドルに灯をともし、優雅な時間を楽しみたいですね。
このバスルームは洗面台をパーテーション代わりにしてバスタブを単独で窓際にレイアウトしました。床も壁も特別にバスルーム仕様にしていないところが不思議な雰囲気を作っています。置き型のバスタブだからこんな自由な配置も可能になります。大きくはないバスルームですが本でも読みながらゆったりとした時間が持てそうですね。
こちらのバスルームがある住宅はケイデザイン一級建築士事務所が手掛けました。大きなスライドドアを開けると、まるで居間の一部とでもいえるような空間が広がっています。そして、居間から見たバスタブは家具の一部の様にも思えます。これならバスタブに横たわりながら居間のビデオを見ることもできますね。あとはシャンパンとふかふかのバスローブがあれば優雅なバスタイムは完璧です!
こちらはインダストリアルな住宅のバスルームです。躯体を活かしながらバスルームらしく清潔感のある空間を作っています。これだけ大きなバスルームだと何時間でもこの部屋で過ごせそうです。
こちらのバスルームはグレーの壁のテクスチャーが個性的です。洗面台もステンレス製でバスルームには珍しい素材ですが、グレーでまとめた空間に意外と調和しているのが面白いですね。そんな空間にはシンプルなタイプの置き型バスタブがぴったりです。デコレーションとして飾られた白い花の演出も洒落ています。