住空間を植物で気持ちよくカスタマイズしよう

Aya F. Aya F.
長尾元町の家, 藤森大作建築設計事務所 藤森大作建築設計事務所 Modern Corridor, Hallway and Staircase
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住空間は長く過ごす場所だからこそ、心地よく作り上げたいもの。充分な休息を取れるような雰囲気づくりに心がけたいですね。リラックスを促す要素として取り入れたいものというと、居心地の良い家具はもちろんですが、植物をあちこちに配置すると、目に優しい緑が住空間をより気持ちよいものとしてくれるはずです。ではどんな形で取り入れていくのがよいでしょうか。今回はいろいろな実例をご紹介してみます。好みの植物、見つけてみてくださいね。

住空間をオアシスに!

住空間が心地よいものでないならば、人は一体どこで休息を取れるのでしょうか。人間も元々は自然の一部。それゆえに、自然を感じられる木や植物を身近に置くことで、深いリラックスを得ることができます。こちらは大阪の藤森大作建築設計事務所の手がけたお宅のLDK空間。あたたかな色合いのフローリングに、あちこちに置かれた観葉植物が調和するナチュラルインテリアです。置かれている植物の種類はさまざまですが、見た目にもおしゃれですよね。

変わった植物で個性的に

住空間の作り方によっても、取り入れたくなる植物は変わってきます。例えば、リビングを南米風のインテリアにするのであれば、サボテンのようなその地に生えているものを添えるとしっくりと馴染みますよね。シンプルなインテリアのお部屋に、植物でアクセントをつけたいと思われるのであれば、こちらのような不思議な形の花を持つ鉢植えはいかがでしょうか?これらは食虫植物だそうですが、花や葉の形が独特。こんな風にいろんな大きさ、種類のものを寄せて置くと、まるでオブジェのようにも見えますね。

吊るしてジャングル気分?!

南国を旅するのがお好きな方ならば、住空間もジャングルっぽくカスタマイズしてみるのはいかがでしょうか。こちらのお宅では、熱帯や砂漠などのあたたかい場所に生えている植物がたくさん集められています。台に置くだけでなく、天井や窓辺に吊るすことで、自然に生えているかのように演出することが可能に。自宅に居ながらにして、南国にいるかのような気持ちになれるかも?!ポイントとしては、高さに高低差を付けること。ナチュラルっぽさが感じられます。

苔でミニマルに

一人暮らしの小さな住空間では、大きな観葉植物を置くとちょっと手狭に感じてしまうかもしれません。だからといって、植物をインテリアに取り入れないのはちょっと残念すぎますよね。切り花ではコストもかかってしまう、と思われるのであれば、例えば苔玉のようなミニマルな鉢植はいかがでしょう。この植物の性質上、お水を欠かすことはできませんが、数日留守にするくらいであれば、水分を多めにしておくといいそう。見た目もキュートで素敵なインテリアになりそうです。

Photo: trois

中庭を楽しもう

一戸建ての住宅であれば、屋内だけでなく庭を作って楽しむのもいいですよね。こちらは純和風邸宅にある小ぢんまりとした中庭です。周りを塀に囲まれているため、縁側に座って庭木を愛でながら夕涼みをしたり晩酌をしたりと、季節の移り変わりを楽しむ場として使えそうですね。プライバシーが確保されているため、まわりの目を気にすることなく、どんなタイミングでも自然を楽しめそうです。

いろんな種類を取り交ぜて

住空間に置く植物は、一つの種類で統一すると、まるでヨーロッパの庭園のようにきっちり統制された雰囲気になりそうですが、大きさの異なるいろんな植物を取り交ぜて、あちこちにおくと、何処に目をやっても何かしらのグリーンが楽しませてくれるつくりになります。葉っぱの形も、サボテンや多肉植物のようなものからハーブのようなもの、また、色鮮やかな花の鉢植えを取り入れても華やかになります。置く位置にもバリエーションをつけて。

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