本日紹介するのはコンパクトで実用性も高い作業スペース五つです。書斎が欲しいけれどうちは狭いから無理だろう… LDKの隅にちょっとしたデスクが欲しいけど置くスペースが無い… と、お悩みの方にこそぜひ読んでもらいたい、専門家達による賢いスペース活用術の数々です!
コンパクトながらデスクと椅子、造り付けの棚まである機能的なスペースです。パソコン作業や書き物にぴったりのサイズで省スペースかつ使いやすそうですね。実はこのスペース、折りたたみ式の扉付きで使わない時はすっぽり隠すことができるんです!ミニマルな扉で見た目すっきり、突然の来訪者にも作業中のデスクを見られずに済みます。とても実用的で一家に一部屋… 欲しくなりますね!
カウンター状のデスクは小さいスペースを実用的な場所へと変えるマストアイテムです。カウンターを設置してスツールを置けば、壁しかなかったスペースもミニ書斎へ改造完了。間取り上どうしてもできてしまうデッドスペースや構造上の凹みや出っ張りがある空間であれば、それらをぜひ活用してカウンターを追加してみてください!使える作業スペースへ変身するかもしれません。
優しい光が低い位置から差し込む北側に作られた小さな書斎です。敢えて低く設定された天井も相まって、「隅っこ好き」にはたまらないスペースではないでしょうか。北側は「寒い」「暗い」「じめじめする」などネガティブな印象を持っている方もいるかもしれません。でも、こんなふうに小さくても居心地のいいスペースを作ることで床面積を無駄にせず、かつ多様な過ごし方ができる住空間ができあがります。
広々としたオープンプランやスキップフロア住宅の場合はエリアとエリアの境界に余白を取り、空間によってゾーニングするという手法が取られることがあります。その小さな余白空間はコンパクトな作業スペースを作るのに最適な場所!こちらのようなサイズ感、位置、スタイルはまさに理想的です。作業スペースだからといって物を置き過ぎることのないように気を付けましょう。
クレジット: 酒井 広司(グレイトーンフォトグラフス)
【 ゾーニングについてはこちらの記事でも紹介しています】