スペースを上手に活用「部屋を仕切る」のアイディア

Kawase Minori Kawase Minori
homify Nursery/kid’s room
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部屋の数が十分にあるような大きな家に住んでいる人もいれば、アパートマンション暮らしなどの人がいると思います。限られたスペースのマンションやアパートでは十分な部屋の数が確保できないということはありますよね。しかし部屋の数にこだわると一つ一つの部屋が小さく、開放感がないものになってしまいます。また、一つの部屋に色々な用途があると、部屋全体がバラバラと散漫に見えてしまうこともありますよね?そこで、部屋を仕切って区切ることで、部屋を作ってみるのはどうでしょうか?ソフトな機能の部屋をつくることで、逆にスペースを有効活用することもできるのです。今回はそんな部屋を上手に活用できるような「部屋を仕切る」に注目して、紹介したいと思います。

本棚や棚で仕切る

壁を置くと圧迫感が出るし、なんだか部屋のスペースをとってもったいない気もする。という人にはこの本棚や棚で仕切る方法がオススメです。新たに収納のスペースを増やすこともできますし、まさに一石二鳥。そのユニークな外見で個性的な部屋を演出することも可能です。

プライバシー保護にも、カーテンで仕切る

壁を置くのには抵抗があるし、まだ部屋の改造をする決心がつかない。という人はカーテンなど柔らかな素材を使った仕切り方がいいでしょう。もし、気持ちが変化した時でも、すぐに取り外しが可能ですし、布の柄を選ぶことも簡単にできます。こちらの写真は滋賀県で活躍されるALTS DESIGN OFFICE のものです。住まいを内と外で分けるのではなく、ゆるやかにつながっていくというコンセプトがとてもよく現れていますよね。

自然を家に取り入れる、植物で仕切る

植物が家の中にあると華やぎますよね。さらに、植物が作り出す空間は他とは異なった雰囲気を作り出します。そんなことを利用して植物で部屋を仕切るイメージを持ってみましょう。はっきりとはしていなくても、インパクトを出せることができるはずです。この写真では竹を壁に見立て、ソフトながらもはっきりとした空間を生み出しています。

鏡で光を集めて仕切る

鏡を使うと部屋を実際よりも広く見せることができますし、これも部屋にとって2倍嬉しいアイディアです。少し気をつけるべき点は、鏡はぶつかると破損等の危険があるため、倒れないようにするなど、設置には注意しましょう。

障子で仕切る

これぞ日本の伝統、日本の建築はそもそもひとつの空間を障子により仕切る。というものがあります。この部屋を仕切ることで空間を生み出す、ということは実は日本人には得意なことかもしれませね。

折りたためるスクリーン

折りたためるスクリーンはあまり見慣れませんが、もし家にあれば部屋を仕切るのにとても便利ですよね。ゲストが来た際などは、たたんで部屋を広く使えますし、逆にプライベートな空間を持ちたい時などは、スクリーンを出して2つの部屋をつくることもできます。このように状況に応じて融通の利くところがメリットです。

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